本文へジャンプ  

ウイルス対策基礎知識 - ウイルスデマ情報とは

ウイルスデマ情報とは

存在しないウイルスに対して脅威を呼びかけるデマ情報をウイルスデマ情報(HOAX)またはデマウイルスと呼びます。

文面の特徴としては

  1. 大企業の名をかたり、情報の信憑性を上げようとしている。
  2. チェーンメール的に転送させることを促し、混乱の拡大を狙っている。
  3. 「ウイルス対策ソフトでは発見できない」「○月×日にコンピュータが破壊される」といった大げさな活動が書かれている。

などが挙げられます。

最近のデマ情報は非常に巧妙になり、真偽の見分けが難しいものもあります。メールやFAXなどで入手したウイルス情報に関してはそのまま信じるので はなく、トレンドマイクロなど各ワクチンベンダーが発表する一次情報にあたるのが最も正確と思われます。不確かな情報に対して反応したり、転送、告知など を行うことは、いたずらに不正確な情報を流布することにつながりやすいので、十分ご注意ください。

対策として、下記の3点をご留意ください。

  1. ウイルスはメール本文を読んだだけで感染することはありません。あわてずに、メッセージごとそのまま削除してください。
    (Internet Explorerのセキュリティホールを利用してHTMLメールそのものがウイルスとして機能するものが発見されています。ソフトウェアをアップデートし ていればウイルスが自動的に起動することはありません。お使いのソフトウェア{とくにOSやWebブラウザ}のセキュリティホール情報にご注意のうえ、常 に最新の状態で使うようにしてください)
  2. ウイルスデマ情報に便乗し、実際にそのようなウイルスが出まわる可能性もあります。添付ファイルがそのメールに付属しており、開く必要がある場合は、必ずウイルスチェックを行ってください。
  3. ウイルスデマメールの場合、悪意があるのはそのメールを最初に書いた人間ひとりだけです。それ以外の人は基本的に善意にもとづいて転送しています。過剰な反応は避け、受け取っても転送しないでおきましょう。

下記はすべてデマ情報です。あわてて確認せずにファイルを削除したり、他人に転送したりしないようにしてください。

  • JDBGMGR.EXE HOAX
  • SULFNBK
  • AOL4FREE
  • BUDSAVER.EXE
  • CALIFORNIA/WOBBLER
  • KALI
  • LUMP OF COAL
  • PENPAL GREETINGS !
  • JOIN THE CREW


 

ページ上部へ