ショッピングサイト構築ツール「osCommerce」をavisホスティングサービスでインストールする方法を紹介します。
※「ホスティングサービス 登録のお知らせ」にデータベース機能の情報が記載されていることを確認してください。
アプリケーションのダウンロード
株式会社ビットスコープより提供されているosCommerce日本語版をダウンロードし、解凍します。
.htaccess の作成、編集
osCommerceでは PHPの変数「register_globals」の値を変更する必要があります。
解凍したフォルダの中に「.htaccess」というファイルを作成します。
php_flag register_globals On |
上記の行を追加して、保存します。
ファイルのアップロード
解凍したファイルを全てサーバの任意のディレクトリにアップロードします。
※拡張子「.php」のファイルは改行コードを「LF」にする必要があります。ファイルの改行コードを変更した場合はASCIIモードで転送します。
ファイルの属性(権限)の変更
アップロードしたファイルの属性(権限)をFTPソフトウェアで変更します。
ファイル名 | 属性(8進数) |
/catalog/includes/configure.php | 777 |
/admin/includes/configure.php | 777 |
セットアップの実行
「http://www.WWWサーバー名/ディレクトリ名/catalog/install/」へアクセスします。
新規インストールを行うため、「New Install」ボタンをクリックします。
インストールするディレクトリとデータベースに関する項目を入力します。
データベース・サーバ | <共用データベース機能>の「サーバー名」 |
ユーザ名 | <共用データベース機能>の「FTPアカウント名」 |
パスワード | <共用データベース機能>の「FTPパスワード」 |
データベース名 | <共用データベース機能>の「データベース名」 |
「Continue」をクリックします。
Step 1:データベース・インポート
データベースへの接続と設定を行います。「Continue」をクリックします。
「データベースのインポートに成功しました。」と表示されましたら「Continue」をクリックします。
Step 2:osCommerce の設定
Webサーバの情報、SSLサーバの情報(使用するときは「SSLによる接続を有効にする」をチェックします)を指定します。
「セッション情報をデータベースに保存する」を選択します。
設定を確認し、「Continue」をクリックします。「設定ファイルの書き込みが成功しました。」と表示されましたら、設定ファイルの書き込みが完了します。
ファイルの操作、属性の変更
FTPツールで以下のファイルを操作します。
ファイル名 | 操作・属性(8進数) |
/catalog/images | 属性を「777」 |
/catalog/install | 削除 |
/catalog/includes/configue.php | 属性を「444」 |
/admin/includes/configue.php | 属性を「444」 |
/admin/backups(任意) | 作成し属性を「777」 |
管理メニューログイン
「http://WWWサーバー名/ディレクトリ名/admin/」(管理メニュー)にアクセスします。
初期ユーザ、パスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。管理メニューよりショップの設定を行います。
カタログサイト(ショップ)
「http://WWWサーバー名/ディレクトリ名/catalog/」にアクセスします。
エラーが表示されなければ、インストールは完了です。