XOOPS(ズープス)はコミュニケーションサイトを構築する上で必要な機能を豊富に備えたWebアプリケーションです。
ここではavisホスティングサービスで設定する例としてWWWサーバーのトップページにインストールする方法を紹介します。
※インストール、設定を行うためにはWWWブラウザでCookie、JavaScript、リファラー送信を有効にしている必要があります。
※「ホスティングサービス 登録のお知らせ」にデータベース機能の情報が記載されていることを確認してください。
アプリケーションのダウンロード
XOOPS日本語版の配布元http://xoopscube.jp/より提供されているファイルをダウンロードし、解凍します。
ファイルのアップロード
解凍したファイルの「html」フォルダの中を全てサーバにアップロードします。
※拡張子「.php」のファイルは改行コードを「LF」にする必要があります。ファイルの改行コードを変更した場合はASCIIモードで転送します。
ファイル・ディレクトリの属性(権限)設定
アップロードした「uploads」「cache」「template_c」「mainfile.php」に書き込み属性(権限)を設定します。FTPソフトウェアで設定します。
ファイル・ディレクトリ名 | 属性(8進数) |
uploads | 707 |
cache | 707 |
template_c | 707 |
mainfile.php | 606 |
上記の属性に変更します。
初期設定
WWWブラウザでWWWサーバにアクセスします。
インストール作業に使用する言語に「japanese」を選択して「次へ」をクリックします。
イントロダクション
データベース、およびパス・URLの設定
※インストール先の情報に合わせて変更します。
データベースサーバのホスト名 <共用データベース機能>の「サーバー名」を指定します。 データベースユーザ名 <共用データベース機能>の「FTPアカウント名」を指定します。 データベースパスワード <共用データベース機能>の「FTPパスワード」を指定します。 データベース名 <共用データベース機能>の「データベース名」を指定します。 XOOPSへのパス 「/ftp/home/FTPアカウント名」 を指定します。 XOOPSへのURL 「http://www.ホームページアドレス」を指定します。 入力後、「次へ」をクリックします。
設定内容の確認
入力内容が正しければ、「次へ」をクリックします。
設定の保存
mainfile.phpへの書き込みが正常に行われた場合は、「次へ」をクリックします。
パス・URLのチェック
エラーが無いことを確認し「次へ」をクリックします。
データベース設定の確認
設定が正しければ、「次へ」をクリックします。
データベースをチェック
エラーが無いことを確認し「次へ」をクリックします。
データベーステーブル作成
エラーが無いことを確認し「次へ」をクリックします。
サイト管理者についての設定
サイト管理用の「管理者ユーザ名」「管理者メールアドレス」「管理者パスワード」を入力し、「次へ」をクリックします。
データの生成
エラーが無いことを確認し「次へ」をクリックします。
完了
インストールが完了します。
ログイン
インストール完了後、「サイト管理者の設定」で入力した管理者アカウントでXOOPSにログインします。
管理者画面に入ると次のメッセージが表示されます。指示に従って、FTPソフトウェアを使用し「install」ディレクトリを削除して「mainfile.php」ファイルの属性を「404」へ変更します。
メール送信設定
「管理メニュー」から「システム管理」→「一般設定」→「メール送信設定」の画面を表示します。
「メール送信方法」を「PHP_mail()」から「sendmail」などに切り替えます。
デバッグモードをオフ、サイトを閉鎖
設定を変更した際、画面下にメッセージが表示されることがあります。メッセージの出力を抑制するには、「一般設定」で「デバッグモードを有効にする」を「オフ」にします。
構築中の間は「サイトを閉鎖する」を「はい」に設定します。